断水・給水状況

7月4日からの令和2年7月豪雨に関する一連の作業は、ノートPCで進めていました。
独立する時(3年前)に購入したCore i5-7200Uの入ってるPCに外部ディスプレイを繋げて。

最初こそデスクトップPCで作業していたものの、夏場のPCの熱気ってツラいものがあります。
『熱いのイヤだな~』
ってノートPCに切り替えて作業してたんですが、データ入力して、それを編集しながら、
『速いPCじゃなきゃダメ!』
とか
『全部をGISで地図化しなきゃダメ!』
って自分の意識に固着してるだけの感覚なのか思い始めました。

データの視覚化に色々な選択肢が用意されている今、
『必ず〇〇じゃなきゃダメ!』
ってこと、減ってきてる気がします。

 

7月14日の『被災住家状況』って投稿で、中部地方2県&九州地方6県の住家被害(市町村毎の全壊・半壊・一部損壊・床上浸水・床下浸水)を視覚化した事をご紹介しましたが、住家被害の入力作業に並行して、厚生労働省から公開されている“断水・給水”の情報も入力していました。

この断水・給水オープンデータもN2EMホームページから公開されていますが、
『時間をキーにしながら対象戸数が変化してゆく感じ、上手く表現できないかなぁ…』
と少し試行錯誤していました。

 

令和2年7月豪雨 断水・給水状況

 

時間による変化を視覚化するには、地図はサブの位置付けでちょうどいいのかもしれませんね。
全部がポリゴンを使った視覚化ではなくて良い気もするし。(今回はポイントを使ってます)
技術的なところを“事例04 オープンデータ視覚化”にまとめながら、データを逐次更新しながら、
『視覚化として最適かどうか?』
をもう少し考えてみたいと思っています。

 

当たり前になってしまった事を疑って、もう一度考え直すのって大切です。
投稿ページはエモーショナルに、研究ページはテクニカルに振るようにしていますが、
『もう少し自由にやっても良いかもな~』
って思う7月ではありました。

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