GISおよびIT/ICT技術に関して、4DGIS Labが独自で研究した事案やサポートさせていただいた研究の成果等をご紹介いたします。

 

将来人口推計データの解析
~新潟県中越地域を中心とした将来推計人口の視覚化~

オープンデータとして公開されている“メッシュ別将来推計人口(H29年 国土交通省国土政策局推計)”を基礎データにしてGISソフトで解析し、新潟県中越地域を中心とした2050年までの人口増減率と65歳以上高齢人口割合をGoogle Maps上に視覚化しました。

 

作成年月日
2018年10月2日
 
作業環境
システム構築:ArcGIS for Desktop v10.5
クラウド環境:Google Maps
 
データソース
オープンデータ:メッシュ別将来推計人口(平成29年 国土交通省国土政策局推計)
 
キーワード
・デスクトップGIS製品によるオープンデータの解析と視覚化
・クラウド環境(Google Maps)による地図情報の公開と共有
 
概要説明
国土交通省国土政策局では、500mメッシュ単位を基本とした2050年までの1kmおよび500mメッシュ別将来人口の試算が行われました。この2010年の国勢調査に基づいた試算の結果は、“メッシュ別将来推計人口(平成29年 国土交通省国土政策局推計)”として、オープンデータの形で公表されています。

柏崎市駅前のスーパー「イトーヨーカドー丸大柏崎店」が2018年8月19日に閉店しました。
JR柏崎駅からは約400m、通学していた高校からは直線で570m。昭和後期から平成初期にかけて生活の一部になっていた場所が変化してゆくということに思いを巡らせていました。

モータリゼーションへの転換はかつての中心市街地を空洞化させ、居住や購買という“生活する場の分散化”へと繋がりました。空き地・空き家・空き店舗が目立つようになってきた街が今後、『どのように変わってゆくか…』を、可能性の一つとして視覚化する事にしました。

2010年を基準年にして、2050年まで10年毎に基準年比率を計算してマッピングしています。
GISソフトでの解析・表現の結果は、Google Maps上にWEBマップとして公開する事としました。
推計はあくまでも推計です。
問題の視覚化と共有化、そして産官学民連携による解決策検討のベースに…と考えています。
 
マップ1 将来推計人口メッシュの解析『人口増減率の視覚化』
図内においては、暖色(赤)が濃くなるに従って人口増加の傾向が強く、寒色(青)が濃くなるに従って人口減少の傾向が強くなるように表現しています。
特に中山間部や都市と都市に挟まれた箇所において、将来的な人口減少が見て取れます。

画像をクリックすると地図(GoogleMaps)が開きます


 
マップ2 将来推計人口メッシュの解析『高齢人口数(65歳以上人口)割合』
図内では、信号機の配色と同じイメージで、赤に近づくと高齢人口の割合が高く、青に近づくと高齢人口の割合が低くなるように表現しています。
人口増減率と同イメージですが、黒はその時点でメッシュ内高齢人口が0となる箇所を示しています。

画像をクリックすると地図(GoogleMaps)が開きます


 

 

マップの一部のレイヤは、国土交通省国土政策局「国土数値情報」をもとに4DGISLabが編集・加工しています。これらのデータの特性上、商用的なご利用はお控えくださいますようお願いいたします。