7月4日からのこと その1

飲み屋で顔と名前だけ知ってる人と話したり、物心つき始めた姪っ子とかと話してる時の、
「徳永さんは、どんなお仕事をしているの?」
って質問には結構困ります。最初は事細かに説明してたんですが諦めて、最近では、
「パソコンで地図を作ってます」
とだけ答えるようにしています。

職業にしてしまった人からしてみたら、“誰でも知ってるでしょ地理情報システム(GIS)”ですが、携わってる人からしてみても分野のエリアは本当に広いなぁって思います。色々な解析を組み合わせて見えにくいデータを判りやすく加工するだけではなく、誰にでも出来そうなデータの打込みだってGISの世界の大切な一部分だと捉えています。
今も継続している被災住家のデータ入力は、GISの世界の入口に近いところの作業だと思います。

 

情報が少し錯綜していた7月4日(土)、まずは熊本県・鹿児島県の2県からスタートしました。

作業は至ってシンプルです。

被災各県が発表している被害報を検索して探し出して、そこに記載されている情報をGoogleドライブに保存されているスプレッドシートへ入力してゆくだけ。
嬉々と聞いていただけるような高度さはありません。

 

ただ、情報を発信する自治体毎の差異があります。

・WEBサイトのページ構成の違い
・被害報の様式の違い
・発表されるタイミングの違い

これらの差異を1つのフォーマットの中に吸収しながら、7月16日0時までの12日間で、8県(102市町村)から発表された累計158報の入力&オープンデータ公開に必要だったものは、適切なコミュニケーションだったかなと思います。

 

作業開始・完了の報告、疑義・問題点の共有もコミュニケーションですが、“適度なおしゃべり”もwithコロナの時代の大切なコミュニケーション@リモート環境だと思います。
※ ドドドドーと話すし、暴走する帰来があるので、相手方に忍耐力が求められるのですが…

 

コミュニケーションというか、サジェスチョンをいただいた結果として作成・公開に至ったWEBマップについて、次回触れてみようと思います。
(たぶん、明日か明後日に…)

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