天候、荒れ気味

【記憶って曖昧】

明日の天気予報に雪マークが付きましたが、この辺りでも西よりの風が強烈になってきました。

風の音に冬の到来を感じる柏崎人ですが、ちょうど大学受験の時分(もう何十年も昔のことです)、新幹線が県境を越えてトンネルを太平洋側へ出た瞬間の“冬の空の明るさ”は感動モノでした。
無事に関東の大学に合格した徳永が年末年始を地元で過ごすため、乗った新幹線がトンネルを抜けたところの日本海側の空模様に、帰省したことを実感したものでした。いわゆる“鉛色の空”。

 

年齢がいくつになっても、トンネルを抜けた瞬間の眩い陽光を忘れられないのですが、
『そんなに違うものなの???』
今回、ラズパイ関係を機に入手した気象庁統計データからピックアップしようと思います。

 

学生時代を過ごした蔵王荘(神奈川県登戸)の最寄の府中を対象に、日照時間を比較しましたが

・府中で1日あたり日照時間の最大値は冬季に出現するらしい
・冬季の柏崎の1日あたり日照時間は予想以上に短い(最短1.1時間)
・夏季の柏崎の1日あたり日照時間が府中以上だった(最長7.6時間)

大学を卒業して新潟県に戻ってきてから、太平洋側の冬季の日照時間の長さを羨むばかりでしたが、意外に夏季の太平洋側がスカッと晴れないことがあったことを思い出しました。
今回、降水量と気温についてもグラフ化してみたので掲載しておきます。

 

もう一つ意外だったのが、新潟は降雪が増える2月よりも12月の方が降水量が多かったところ。
降水量と積雪量は別物だと思いますが、この冬季の気候が美味しいお米やお酒に繋がるのだと信じて乗り越えようという意気込みです。
前の会社に『ご飯をおかずにご飯を食べられる!』と豪語する女子(出身は全国的に有名な豪雪地)がいましたが、彼女の気持ちがよく判る“第3次成長期”の徳永です。

 

近年更新された平年値(統計期間:1991年~2020年)が気象庁で公開されていますので、一度ご覧いただくと楽しくて良いかもしれません。

平年値の更新について ~平年値(統計期間1991〜2020年)を作成しました~ (気象庁)

 

 

【そうですよね…】

GISという旗を立てて活動を開始して約5年。

色々な方とお話しして、自分の中にある目標地点が“DX(デジタルトランスフォーメーション)”だと気づいた徳永ですが、近ごろ、お客様の奥底にある“モヤモヤ”を感じるようになりました。

 

新しいものは“逆に手間がかかる”ってことも無いわけではないので、慣れ親しんだ従来手法で最短距離を走りたい気持ちも当然判りますが、(若干の)手間を惜しまずに新しい方向への変化を起こそうとする“風”が吹き始めているように感じます。

モヤモヤを解消する手法を即座に提示できないところが相変わらずの残念ポイントですが、適した調理器具が食材ごとに様々あるように、問題解決のためのツールをもう少し揃えようと思っています。
“1年に1つ以上の研究を…”ってところから屋号にラボ(Lab)を付して活動してきたわけですし。
まぁ、電話とかだと『4DGISの徳永です』って省略してしまう最近なんですが。

 

来年の研究テーマが早々に決まりました。
その前に、IoT的な研究をページにまとめなければ…なのですが。

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